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バリスタ (ballista) は、古代から中世に掛けて使われた、据え置き式の大型弩砲である。 ==概要== てこを用いて弦を引き絞り、石や金属の弾、極太の矢(あるいは矢羽のついた槍)、複数の小型の矢、火炎瓶などを打ち出した。矢弾を弾き出す動力は弓が主だったが、複数の弓を並べたり、捻った動物性繊維の太縄や金属製のばねを用いるなどの改良を加えられた物もあった。 白兵戦の支援、攻城戦における攻城兵器、それらからの防衛に使われ、軍船に搭載することもあった。 なお、英語で弾道を意味するバリスティック (ballistic) はバリスタが語源である。 バリスタがラテン語で arcuballista と呼ばれていたこともあり、その中世フランス語訳のアーバレスト(arbalest、現在のフランス語では arbaleste)は主にクロスボウの一種を指し、また、クロスボウの同義として使われる場合もあるが、バリスタを指す場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バリスタ (兵器)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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